フィンランド軍で使用されたブーツは正式には黒の表革で作られていた。
兵、下士官では短めの丈に革のソールであったが、将校はやや長めのクローム革で作られていた。
『ラップランドブーツ』といわれる伝統的なブーツである。
主に、兵士の私物として使用され、丈の長いものなどバリエーションは豊富にある。
1930年代、フィンランド軍では新型装備の開発が進められ、1934年に被服、装備などが
試験採用された。 m/34ブーツはそれまでのブーツに変わり採用される予定であったが
工業力や生産性の問題から正式には採用されず、わずかに17.000足のみ作られた。
素材は茶色の表革で作られており、踝の部分に2個のバックルがある。
このブーツは、その後も使用され続け継続戦争でも使用が確認出来る。
大戦中の官給品靴下と靴磨き用ブラシ、クリーム用缶