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1936年規定以前のフィンランド軍では階級を兵、下士官は肩章で将校は襟章で示した。

m/22

22

m/22砲兵科将校用肩章である。
兵科色のウール地をベースに金糸が縫いこまれており、ライオン章と大隊番号の金属製モノグラムが
取り付けられている。 階級は襟に縫い付けられたラインとピプで示される。


m/36

 36

1936年規定ではそれまでのシステムを一新し襟章で階級と兵科を示すようになる。
兵、下士官は”く”の字の形をした白のラインをエポレットに縫い付け
尉官は金属製のピプの数で、佐官は尉官よりもやや大きめの
ピプの数で階級を示した。また、将官はライオンを象ったピプを使用した。
兵科は、ベースのウール地の色とライン刺繍の色で分けられた。

1936年の採用当時は、服と同じ生地でできたウールをベースに、兵科色ウールの周りをライン刺繍で
囲んだ。将校の場合、尉官はラインの周りに金色の金属コイルが縫い付けられ、佐官はその内側に
もう一本、細い外周と同色のラインが入る。将官はやや太めのラインの内側に葉の形をした意匠が
金属コイルで施されていた。


m/36-39

1939年それまでの製造法が簡略化され、兵科色のウール地の上に直接ライン刺繍が施され
エポレットに縫い付けられていたラインは襟章に直接刺繍されるようになった。
また、将校用の襟章では金属コイルが廃止され、代わりに葉の意匠が追加された。

  • 通信科少将
  • ウッシーマ竜騎兵連隊少佐
  • 輸送科中尉

  • 軽歩兵(猟兵)曹長
  • 軽歩兵(猟兵)上級軍曹
  • 工兵科軍曹
  • 砲兵科下級軍曹
  • 歩兵科兵卒

曹長は金属製の20ミリのライン
それ以下の階級では5ミリの黄色の糸刺繍で階級を示す。

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